春日大社の鹿 御祭神

春日大社の鹿 御祭神 武甕槌命

春日大社

春日大社の社伝によると、称徳天皇のとき(767年)、平城京鎮護のため、鹿島神宮の武甕槌命を春日大社の祭神に勧請した。
この時、武甕槌命は白鹿に乗って御蓋山(三笠山)に来られたという伝説から、鹿を神使とした。


御祭神
武甕槌命(鹿島神宮の祭神)
経津主神(香取神宮の祭神)
天児屋命(枚岡神社北第一殿祭神)
比売神(枚岡神社第二殿祭神)

鹿島神宮・香取神社

鹿島神宮の祭神である武甕槌命(タケミカヅチノミコト)ところに、天照大神(アマテラスオオミカミ)から使者が来て、「香取神社(千葉県佐原市)の祭神、経津主命(フツヌシノミコト)と共に出雲の国(島根)へ行って、大国主命に、出雲国を自分(天照大神)に譲るように説得してきなさい」とのことだった。
この時の天照大神の使者、天迦久神(アメノカグノカミ)は、鹿の神霊だったとされ、これに因んで、鹿島神宮の神使は鹿とされるようになった。
なお、武甕槌命、経津主命は共に「剣の神」(武神)で、出雲国に出向いての、大国主命に「国譲り」をさせることに成功した。

枚岡神社

祭神:天兒屋根命、比賣御神、武甕槌命、経津主命
古くから「河内国一の宮」と崇められてきた古社で、約1200年前、祭神四柱のうち、前の二神を奈良の春日大社に分祀したことから、元春日(もとかすが)と呼ばれ、藤原氏の隆盛とともに栄えた。
後の二神は、春日大社から迎えた。 
建立:弘化3年(1846)

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